税務調査が本格的に始まりますよ

 熊本市中央区坪井の仁王さん通りにある税理士事務所(仁王さん通り税務会計)の平野和博税理士です。

 毎日コロナ関連のニュースばかりで辟易してしまいますが、感染のリスクが目の前まで来ていることは間違いない事実のようですね(身近な方の感染が増えてまいりました)。
 仁王さん通り税務会計では、空気清浄機の活用と消毒の徹底を行っておりますが、「ウイルスにどこまで対抗することができるのか?」と不安になることもあります。
 いずれにしても、引続き、感染リスクを下げられるよう努力をしてまいりますので、安心して来所して頂ければと思います。

 さて、このようなコロナ禍で、税務署さんは新しい事務年度を迎えました。
 国税組織は7月に人事異動があるため、このタイミングで新しくスタートするのですが、人事異動の対象でなかった職員は、7月中に税務調査に着手するよう署長(実際は担当統括官)から指示を受けるため、早速調査の予約を行います(現在、調査を受けている方は、現在ここにいるわけです)。

 そして、職員が着任し、新体制が整う盆明け以降、本格的な税務調査がスタートしていくわけです。

 ちなみに、仁王さん通り税務会計は、税務署との対決姿勢を売りにした税理士事務所ではありませんので税務調査のありかたを否定いたしませんが、理不尽な対応をされた場合は、顧問先様を全力でお守りしております。

 ところで、検索サイトで「〇〇市 税務調査」と検索すると様々な税理士事務所の名前が出てきますが、税務調査を行ってきた側の人間としましては、依頼する税理士事務所は厳選すべきだと思います(調査結果が、ゴロっと変わるからです)。
 ですから、私だったら以下のような税理士事務所には絶対依頼をいたしません。

 ① 無意味な調査忌避等を行う税理士事務所
 ② 調査能力のない税務署OB税理士事務所
 ③ 税務署と戦わない税理士事務所

 ①の理由としましては、無意味な調査忌避は調査日数を無駄に伸ばします。
 また、結果として、逆に全力で叩かれる場合(嫌がらせのような反面調査や、更正処分等)もあるからです。
 優秀な統括官と優秀な調査対象者が相手の場合、火に油を注ぐ結果になる場合もあるということを理解されておいたほうがいいかと思います。
 税務調査は、「期間は短く、傷口は浅く」というのが理想ですが、これでは本末転倒のような気がしますね。

 次に、②についてですが、「国税勤続〇〇年」と書いてある方(私も書いてますけどね)で、「調査の経験年数と、その調査結果が伴っていない方」(調査能力のない税理士さん)は、優秀な調査官に対応することができません。

 税務調査は調査担当者の「センス」です。
 その「センス」を持ち合わせてない税理士は、今調べている個所がどんな非違事項につながるのかということを理解できませんので、結果として傷口が深くなってしまいます。

 私は、現職時代、税務調査においては誰にも負けないことを自負しておりましたが、そんな私から見ても「この人は調査が上手いな」と思える方は数名しかおりませんでした。

 実際に税理士さんに依頼される際は、「調査の経験年数」と「今まで一番苦労した調査の話」を聞いてみられるといいかもしれませんね、本当に頑張って結果を出した方は、それ相応の話をされると思います(局長表彰や課税部長表彰を団体ではなく個人で受賞されているかというのも一つの判断材料になるかもしれません)。

 最後に、③についてですが、実際の調査にならないとわかりませんが、全て税務署の言いなりで、反論すらしない税理士は、優秀でない調査官からの理不尽な要求も素直に受け入れてしまいますから、これもまた傷口が深くなってしまいます。

 ちなみに、プライベートで、事業主の方と税務調査の話題になることがありますが、「うちの先生、何もしてくれんだった。」とか、「うちの先生、税務署の言いなりだん。」という話はよく聞く話です。
 日頃、面倒見の良い税理士さんでも、調査は・・・という場合もありますので、その時は諦めずに仁王さん通り税務会計へご相談頂ければと思います。

 以上、絶対に依頼したくない税理士事務所について3点ほど記載させて頂きましたが、この内容でも必要最低限といったところです(あまり書き過ぎると、税務署さんに目をつけられてしまいますのでご勘弁を・・・)。

 ということで、税務調査でお困りの際は、是非、仁王さん通り税務会計へご相談ください。
 セカンドオピニオンというスタンスでのご依頼もお受けいたしております。
 なお、初回のご相談は無料にて対応させて頂きますので、お気軽にご連絡ください。