熊本市中央区坪井の仁王さん通りにある税理士事務所(仁王さん通り税務会計)の平野和博税理士です。
来週には梅雨明けか?と言われておりますが、毎日毎日雨が降り続いておりますね。
お湿り程度の雨なら大歓迎なのですが、たまに滝のように雨が降ってくるため油断できないのが現状です。
河川が氾濫するほどの雨は降らないとは思われますが、万が一のことを考えて避難経路等の確認を行うことも必要だと思います。
さて、我々は事業主の皆様の困りごとを解決させていただくことを生業としておりますが、事業主の皆様における「万が一の心配」の一つとして『税務調査』が挙げられます。
税務調査の割合(実調率)については各国税局の報道資料に記載されておりますが、令和4事務年度の熊本県下の法人で計算しますと約1.65%(691件÷41,892件)となっておりまして、実地調査サイクルを単純に計算しますとおよそ60年に1回の割合で調査が行われるということになります。
数字だけを見れば、「なんだ、たいしたことないな」と思われる方もおられるとは思いますが、実際には稼働していない法人や、そもそも調査対象とならない法人が分母に含まれておりますので、実調率は2~3%(実地調査サイクルは30年~50年に1回の割合)程度になるのではないかと考えられます(私見ですし、来るところには結構な頻度で来ますからね、あまりあてにはなりません)。
私が現職時代もそうでしたが、現在、調査対象者を選定する作業はシステム化されており、一次選定はそれを活用して行っております。
詳細は書けませんが、今後、その精度を向上させるために色々な取り組みを行っていくようですから、将来的にはピンポイントで調査に来るという確率が高まってくると思われます。
税務調査は怖くないと思われている方もおられるとは思いますが、何より時間的な拘束や、付帯税の支払等、余計な手間がかかるところが一番の問題です。
適正申告を行い、税務調査の心配がないという環境を目指すことが大事だと思いますが、どこの部分が適正なのかわからないこともありますよね?
ということで、税務調査に関して困りごとがありましたら、是非、仁王さん通り税務会計へご相談ください。
税務調査の最前線で戦った経験のある税理士が適切に対応させて頂きます(適正申告に向けて頑張ってまいりましょう)。
なお、初回のご相談は無料にて対応させて頂いておりますので、お気軽にご連絡ください。